標高599mで富士山見ながら朝ごはん!朝7時から高尾山に登って山頂で朝活&裏高尾までハイキングしてみた

ランニングが趣味でも、毎日同じコースだと飽きる~!ポリマーブルーのみづき@いーたちポリマーです(笑)
多摩市民にとっては遠足の定番、八王子市にある標高599mの山・高尾山に登ってきました。
今回の目的は、高尾山の山頂で美味しく朝ごはんを食べること!
……ということで、早朝から元気に山登りしてきました(笑)
高尾山口駅からスタート!
登山のスタートは京王線の高尾山口駅から↓

立川からだと、
立川→(JR中央線)→高尾→(京王高尾線)→高尾山口
というルートになり、所要時間は30分ほど。
駅を出たらすぐに登山ができるというアクセスの良さ。ありがたい。
御岳山のときは、山道に入るまで3kmくらいありましたからね。

駅に着いた時刻は、空がうっすら明るくなってきた朝7時頃。
この時間から高尾山に向かう人は少なく、駅のトイレも全然並ばずに入れました。
さすがに何も食べずに登ると途中で力尽きそうなので、ゼリー飲料でエナジーチャージしていざ出発!


ちなみにこの時間だと、駅前のコンビニは営業時間外↓

朝ごはんなどの食べ物系は、自宅から持参するのがGOODです!
季節や曜日によっても営業時間が異なるようなので、利用する場合には事前にチェックしておいた方がよさそう。
山道に向かうまでには、最近できたと思われるオシャレなお店も↓


お昼頃になったら人で賑わいそうですね!
ケーブルカーとリフトの駅が見えてきました↓

どちらもまだ始発前なので、誰も並んでいません。
山道に入る前に本日のルートを確認しておきます↓


稲荷山コースは通行止めのようですが、今回登る予定の6号路は問題なさそう。
ただし現在は登り一方通行&「トレイルランニングはNG」とのこと。安全に歩いて登りましょう!
6号路の最初はコンクリートの道を上っていきます↓

しばらく進むと左手に看板と杖のオブジェが見えてきます。そこが山道の入口です↓

ここからは木の根っこや砂利道となりますので、慎重に進んでいきます。
歩きやすい&滑りにくい靴を履いてくるのが良さそうですね↓


太陽が昇ってきたのか、木々の間から朝日が入ってきて明るさは充分にあります。
また、6号路は沢沿いを進む山道。
聞こえてくるのは、小川のせせらぎと虫の声、風に揺れる木々の音だけ。
天然のリラクゼーションBGMを聞きながら歩けて、とても爽やかで気持ちいいです。


途中には「琵琶滝」という小さな滝がありました↓

ここでは事前に予約をすれば、一般の人も滝行ができるとのこと。
興味がある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか?
引用:水行道場
「琵琶滝」を通り過ぎてさらに進んでいきます。
足元が悪いと自然とゆっくりとした足取りになるので、足元に生えたキノコや苔むした倒木など、普段は素通りしてしまうような景色も見えてきますね。


6号路はバリエーションに富んだ山道も魅力!
途中からはプチ沢登りも体験できます↓


靴が濡れ過ぎないように、石の上を上流に向かって進んでいきます。
たまに滑りやすい石やグラつく石もあるので要注意!
沢を抜けてさらに進むと、木の階段が現れます↓

この階段が見えたら山頂は近いです。
途中で見上げたら青空が気持ちいい!

まだ営業開始していないトイレを横目にみつつ↓

山頂に到着しました!↓

適度に汗をかいていい運動になりました。
ご飯の前に展望台からの景色も見てみましょう。
清々しいお天気で、富士山までしっかり見渡すことができました↓


この展望台は土日の昼間はとても混雑する人気スポット。
こんなにゆっくりじっくりと景色を眺めることができるのは、早朝登山の醍醐味かもしれません♪
景色を堪能したところで、お腹が空いてきました。
持参した朝ごはんをいただきます↓

山々の景色、清々しい空気が最高の調味料!↓

ちなみに山頂の紅葉の様子はこんな感じ↓

撮影日は10月8日(水)ですが、キレイに赤く色付くのはまだ先のようです。
紅葉シーズンにもまた来たい!
裏高尾へハイキング!
ここまで歩いてきたポリマーブルーですが、実はちょっと運動し足りません(笑)
今まで登ってきた高尾山口駅~高尾山山頂までは「表高尾」とも呼ばれる登山ルート。
「表」があるということは「裏」もあります。
今回は「裏高尾」まで足を延ばしてみましょう♪
「裏高尾」へは、高尾山山頂展望台の横道から向かいます↓

横道入ってすぐに立て看板がありました。
今日は「もみじ台」「一丁平(いっちょうだいら)」を抜けて「小仏城山(こぼとけしろやま)」へ向かいます。
全体の分かりやすい位置関係はこんな感じ↓

進んでいくと、まずは石の下り階段から始まります。
階段周辺には平地ではあまり見かけない植物が生えているので、観察してみると面白いかも↓


階段を下りきると複雑な道の分岐になりました。
看板や道標があるので、現在地を確認しながら進みましょう。
今回は階段がある道を選びました↓


階段の途中には野生の生き物のものと思われるフンもありました↓

生き物の気配をビシバシ感じます。
階段を上ると高台に到着!
このあたりが「もみじ台」ということになるのでしょうか?
木がうっそうとしていますが、もみじの木を発見しました↓

ここも緑なので、もみじ狩りにはまだ早いみたいですね。
下り階段を降りて高台を後にし、「一丁平」を目指します↓

ここで再び上り階段が。
下ったり上ったりを繰り返すので、精神的にも鍛えられそうです(笑)↓

階段がきつい場合には、左横のスロープを使って坂を上ることもできますよ。
坂を上っていくと「一丁平」に到着です!↓

文字通り、このあたり一帯は平らになっています。
トイレや東屋もあるので、休憩にちょうどいいスポットかも。
トイレは環境に配慮した、排水を再利用するタイプとのこと。

使用したトイレットペーパーを流してはいけないタイプなので、使用の際はご注意ください。
ちなみに「一丁平」周辺には多くの桜の木が植えられており、お花見スポットとしても有名とのこと。
春は華やかな景色が広がりそうですね♪
引用:高尾山マガジン
「一丁平」を過ぎると、再び上り階段が。
でも「小仏城山」はもうすぐそこ!最後のひと踏ん張り!
階段を登りきると、標高670.3mの山頂に到着です!↓


見晴らしは高尾山の展望台の方が良いかもしれませんが、手前のススキが秋の季節感を演出してくれています。
この山頂付近には、『城山茶屋』と『小仏城山 青天狗』という2つの茶屋あるのですが、本日は残念ながらお休み。
調べたところ土日に営業しているとのことなので、利用したい人は計画的に向かいましょう↓


夏は山盛りのかき氷、秋冬は温かいなめこ汁が有名です♪
ちなみにこの山頂から相模湖方面へも抜けられるとのこと↓

さすがに帰りが遅くなりそうなので、今回は高尾山山頂へ折り返します(笑)
再び高尾山山頂~下山へ
ほぼ同じルートを通って、城山から高尾山山頂へ向かいます。
城山の茶屋がお休みだったので、高尾山山頂の『やまびこ茶屋』を覗きましたが、シャッターが閉まっていてこちらもお休みの様子↓

この茶屋は不定休とのことなので、残念ですがそのまま下山します。
下山には、トイレの横道から入る4号路を利用しました↓


10時を過ぎて山頂には多くの登山者がいましたが、4号路は人通りが少なくとても静かです。
道幅が狭い箇所もあるので、滑落しないように気を付けましょう↓

途中で休憩用のベンチを横目に見つつ進むと↓

4号路のシンボル、「みやま橋」という吊り橋が現れました!↓

そこまで長くはないですが、歩いていると少し揺れてスリルがあります。
吊り橋を通りさらに進むと、1号路と合流しました↓

そのまま1号路で下山します。
ケーブルカーやリフトも動き出したので、多くの登山者とすれ違います。
途中で根っこが立派な「たこ杉」や「さる園・野草園」を通り過ぎます↓


歩いている途中で、人差し指くらいの太さのヘビがチョロチョロと逃げていきました!↓

街中ではあまり見ることがないので新鮮です。
1号路の曲がりくねった激坂を慎重に下っていき……↓

ケーブルカーの駅に無事に戻ってきました!↓

早朝と違い、多くの登山客が並んで待っていますね。
ちなみに今回歩いたコースや高度はこんな感じです↓

引用:Googleマップ

途中で計測ボタンを押し忘れていたため、コースが一部正しくありません。
実際に歩く際には、道中のマップや道標をご確認ください。
麓の茶屋『すみれ庵』で休憩♪
ケーブルカー付近の飲食店やお土産屋さんも、ぞくぞくと開店をし始めています。
その中でひときわ目立つ、紫色のモモンガちゃんを発見↓

『すみれ庵』という、お稲荷さんのお弁当や甘味を提供しているお店のようです。
朝からたくさん歩いた身体が甘いものを求めている……!
イートインスペースもあるとのことなので、立ち寄ってみました。
メニューはこんな感じ↓

「温かい高尾ぜんざい(550円)」と、お店のおススメ「すみれソーダ(500円)」をオーダーしました。
しばらくすると商品が提供されたので、2階のイートインスペースへ↓

木の温もりが感じられる落ち着いた雰囲気の店内です。
この時間はお弁当を買って山頂に向かう人が多いようで、イートインスペースは貸し切り状態でちょっと贅沢気分♪
せっかくなので大きな窓があるカウンター席へ。

まずは「すみれソーダ(500円)」からいただきます!
透明感があるソーダとすみれ色のグラデーションがとっても涼し気です↓

よく混ぜて飲むと、花のような甘い香りとソーダの爽やかさがマッチした、登山後にピッタリなドリンクでした♪
お次は「温かい高尾ぜんざい(550円)」です↓


ぜんざいにトッピングされているのは、このお店の名物「桑都焼(そうとやき)」です。
パリッと焼かれた饅頭の皮に、ぜんざいの粒あんがよく絡みます!
抹茶の粉でおめかししたぜんざいは、甘さは控えめで小豆の香りが感じられました。
窓から見える景色にも心を癒されます↓

歩いている間に多くの登山へ向かう人とすれ違いましたが、外国人観光客も見受けられました。
日本の四季や文化が身近に感じられる場所として、これからも高尾山が愛されると良いですね♪