金沢の寿司を立川で!立川駅南口・ウインズ通りに9月にオープンした『金澤玉寿司 立川店』で「平日ランチ」してみた

ご当地グルメってなんであんなにわくわくするんでしょう。
ポリマーゴールドのぽん@いーたちポリマーです。
立川駅南口エリアに『金澤玉寿司 立川店』が9月にオープンしました。

金沢の老舗寿司屋が県外初出店の場所に選んだ土地が立川、というちょっと気になるお店。
金沢といえば新鮮な海鮮というイメージが強いのは私だけではないハズ。
立川でどんな金沢の幸が楽しめるのだろう。
気になったら行くしかない、の精神で、
とある平日のお昼時にお邪魔してみました。

場所はウインズ通り沿い、立川駅から『ホテル日航立川 東京』へ向かう途中。

向かい側には『川野病院』。

地図だとここ。
住所は立川市錦町1-6-14 リアルアセント立川1階。
店頭の立て看板には、金沢直送の文字。

今が旬の香箱蟹をはじめ、金沢の海でとれた海鮮の名前が並んでいます。
店頭にはランチメニューがありました。

ランチのお値段なら、ちょっとした贅沢の感覚で入りやすい価格帯カモ。
というわけでお邪魔します。
まずは女将さんから「温まってください」、とお茶がふるまわれました。

お茶はお寿司屋で一般的な緑茶ではなく、茶色い加賀棒茶。
加賀棒茶は金沢発祥のお茶で、茶葉の茎部分を焙煎したほうじ茶の仲間。
お茶からも金沢色がビンビンに出ています。
箸置きや醤油皿、醤油差しもひと際目を惹く鮮やかさ、きっと金沢名産の九谷焼なのではないかと。聞きそびれましたが。
そんな店内は、6席ほどのカウンターのみのコンパクトさ。

大将との距離も近く、手元が見えるのが個人的に楽しい。
今回は「平日ランチ」2,750円を注文。
大将が握ってくれている間に、女将さんが黒い器を持ってきてくれました。

パカッと開けると、蟹が贅沢にあしらわれた茶碗蒸し。

とろんと柔らかい茶碗蒸しは舌触りが滑らかで、優しくほぐれる蟹身の風味を引き立てます。

大将はカウンターの向こうでずっとニコニコしていてとっても話しやすいお人柄。
「男前に撮ってくださいね」と店主さん↓

うまく撮れていますでしょうか。
実は大将、多摩地区の出身とのこと。
詳細は直接聞いてみてください。
そしてお寿司とご対面です。

綺麗!!!!
色とりどりで艶やかな姿は、宝石箱のようです。

なんとマグロ以外はすべて金沢直送、お米もみそ汁の麴味噌もすべて金沢のものとのこと。
まさに金沢尽くし。
というわけでいただきます。
こういうお寿司を食べなれていないので、順番やセオリーがよくわかっておりません、お許しください。
まずはイカ。甘くてコリコリネットリした食感がたまらない!

お次は甘えび。プチプチの卵と甘エビの濃厚さがいいコンビネーションです。

昆布締めのヒラメは旨みがギュッと濃縮されています。

こちらはトロタク、かと思いきや賄い手巻き。赤身のほかイカなどいろいろな具材が混ざっていて楽しい。

アジは脂が乗っていながら不思議とサッパリいただけます。

金沢といえばカニ!甘みの詰まった身は舌の上でやさしくほどけます。

天然ぶりは筋肉質でさっぱり、普段食べる機会の多い養殖とは全く違った味わい。

塩釜本マグロは旨みがググっと濃縮されており、口の中で旨みがバツグンに広がります。

あっという間になくなってしまいましたが、大満足。
すると最後に締めの甘味を大将が準備してくださいました。
苺とあんこ、白玉のひとくち最中です。見た目がかわいすぎる。

最中は金沢の最中の皮専門店から取り寄せているとのこと。そんな専門店があるなんて。
たしかに金沢は茶屋街に最中や麩で有名なお店がいくつかあります。
この金箔が大胆に使われた漆塗りも金沢らしい食器です。
なにからなにまで、金沢尽くしなランチでした。
気になった方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。






