ドラレコや防犯カメラの解析ならココ！ドライブレコーダー・防犯カメラ・監視カメラの映像解析の専門会社『株式会社東海DC』の社長にインタビューしてみた

ドライブレコーダーの映像は視覚に訴える主観的なデータと言えます。見る人によって解釈が変わることありますし、錯覚することがあります。

例えば、左車線のトラックと並走している映像を思い浮かべてください。トラックは少し自車より前方を走行していていましたが、どんどん下がって自車の真横付近まできて、ついには映像に映り込まないほど、下がっていきました。

これだけを見るとトラックが減速したように感じますが、実際には自車が加速してトラックを追い抜いた可能性もあります。トラックも加速しているのだけど、自車がもっと加速している可能性もあるし、トラックが減速していて、さらに自車も加速しているパターンだってあるわけです。
このあたりはただ映像を見ているだけでは分かりません。

でも解析することで詳細な加速減速の具体的な数値まで割り出すことができます。

速度解析はよく依頼されます。
速度超過（違反）していることを映像証拠から示せると、それだけで過失割合が有利に働きますからね。

あとは、信号の変わり目で交差点に進入するケースですね。黄信号に変わっても安全な位置で停止できない場合は、交差点への進入が青信号と同一に認められますが、実際に映像から停止可能であったか物理的に検証していきます。

また、コンビニやファミレスの駐車場などの双方の位置関係がわかりづらい状況について、俯瞰できる事故状況図をドラレコ映像から作成してほしいという依頼もあります。

ご依頼のご相談については、電話（050-3395-4345）や弊社Webサイトのお問い合わせフォームからお願いします。
その上で直接会ってのお打ち合わせをご希望の場合には、ご都合の良い日時の候補をご連絡ください。当方が御事務所まで伺います。

オンラインミーティングにも対応いたします。またEメールでのやりとりでご依頼いただくことも多いです。
▷東海DCホームページ「問い合わせフォーム」

対応地域は全国ですが、現場調査や現場で当事者との立ち会い調査が必要な場合には、調査員を派遣いたします。
派遣起点は、東京都・愛知県・大阪府・福岡県です。最寄りの起点より派遣いたします。

以下に挙げる資料で、お手元にある資料をご提供ください。

・交通事故証明書
・物件事故証明書
・実況見分調書（刑事記録）
・車検証（自動車検査書）
・車両損害調査報告書（損傷写真）
・修理見積書
・具体的な依頼内容、争点等について記載された書面（メール文章でも可）
・当事者本人のメモ書きや簡易的な事故状況図
・ドライブレコーダーや防犯カメラの映像データ
 
なお、映像データのご提供方法につきましては、Googleドライブ、OneDrive、GigaFile（ギガファイル）便、Dropboxなどのクラウドサービスを用いて、共有URLをご連絡ください。ご不安でしたら、弊社宛にデータをご郵送ください。

ただし、元データはお手元に保管して、必ずDVDやUSBメモリにコピーしたデータを送付してください。

現状の実績としましては、ご依頼から提出まで1ヶ月～2ヶ月です（資料が揃ってからの起算です）。
至急でも10日程度はいただいております。

ご依頼内容によって異なりますが、おおよその価格帯につきましては、Webサイトに記載しておりますのでご覧ください。
参考として、例えば映像解析であれば、案によってバラつきはございますが、現場調査を含む費用はおおむね15～20万円です。

ご依頼者様が弁護士費用特約をご使用でしたら、示談交渉や訴訟を進めていく上で必要な調査・解析であれば、保険金の範囲でまかなうことは可能です。
実際、弊所でお受けする依頼の8割の事案は、弁護士費用特約によってお支払いいだいております。
着手前に概算見積りをご提示いたしますので、保険会社の担当者様と事前にご相談ください。

また、保険会社のリテイン弁護士の方からもご依頼いただくことがございます。
このようなケースでは通常、保険会社が業務委託契約している調査会社に依頼することが多いかと思いますが、複雑で難易度が高い事案や、特殊な解析が必要なケースで、裁判の証拠として堪えうる資料とするため、綿密な打ち合わせや、完成後の幾度のブラッシュアップ作業が見込まれる場合など、弊社のような専門業者の方が、結果として費用も安くなりますし、納得のいく資料を作成することが可能かと思います。

可能です。
弊社では、解析者が手動で映像を一コマずつ丁寧に（繰り返し）確認していくという解析手法を基本としており、不自然なコマ落ちや、不自然な画像が紛れ込んでいないか毎回チェックしています。

もしデータの改竄があれば、その点についてレポートを作成することも可能です。

ドライブレコーダー等の映像に録音された音声データについても解析可能です。

録音状態によりますが、例えば、小さな「クラクションの音」、「ウインカーの音」、「運転手の声」だけを音声データから抽出することが可能です。

特定の音が鳴り出す瞬間（タイミング）や、音の間隔（リズム）を特定し、同期した映像と確認していくことで、いつどのような位置関係のときに、その音声が認められるのか確認することにより、具体的状況をさらに詳細に把握していくことができます。

ドライブレコーダーや防犯カメラの映像解析になります。

創業当時から研鑽してきた分野で、日弁連交通事故相談センター愛知県支部主催の研修会や、中部弁護士会連合会の研修会においても、ドライブレコーダーの解析について講師を務めさせていただきました。
また、防犯カメラの映像等につきましては、警視庁や大手企業からの依頼実績もございます。

ただ、映像解析と聞くと、テレビドラマによく出てくるシーンで、凄腕ハッカーがコンピューターで、一発で解析しているようなイメージをされるかもしれませんが、弊社の解析手法はそういった類いではありません。
解析に必要に応じた画像調整はしますが（例えばガンマ補正や傾き・歪み補正）、AIを使ったデータを補完するような画像解析はしていません。
 
交通事故については、映像解析に限らず、事故状況図の作成（正確でわかりやすいため特にご用命が多い/当事者と現場立ち会いで見分調書形式で作成可能）から車両損傷の見解、工学鑑定まで幅広く対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
実際の依頼に結びつかなくとも、アドバイスさせていただける点はお伝えしておりますので、遠慮無くご相談ください。他社で断られた事案の相談もよく承ります。
 
その他、修理見積書の妥当性や、損害との整合性確認のご依頼もいただきます。
弊社は技術アジャスター資格を有する鑑定人2名と、自研センター出身の専門家と提携しておりますので、安心してご相談ください。

私はもともと交通事故専門の調査会社に15年ほど在籍しておりまして、そこで交通事故の調査・解析の経験を積ませていただきました。

当初は朝から夜まで、一日に何件も現場をまわって当事者の方からヒアリングする日々だったのですが、自分に向いていたのか、やっていくうちに調査にのめり込んでいきました。また、事故に遭って心が疲弊されている方の助けになれたことがやりがいとなっていきました。

気付けば、調査マニュアルを作成し、マネジメントする立場になっていました。そして報告されてくる調査レポートの結果に基づいて、事故原因の分析、過失見解を担当するようになったのですが、このとき事故解析・映像解析の手法を学び、交通事故訴訟事案の調査・証拠資料作成に携わるようになりました。
通して10,000件以上の交通事故案件に関わることができました。

そして2017年に独立しまして、『東海ドキュメンテーション』という屋号で、ドライブレコーダーの映像解析を専門分野とした交通事故調査を開業しました。
ただ、当初はかなり苦戦しました。そもそも一般に認知されていない業種ですから、まずは知ってもらうことから始めなければなりませんでした。その上で、依頼していただくことで依頼人・弁護士共に大きなメリットがあることをご案内する必要がありました。

弊社を利用してくださった弁護士からは、ご好評いただき、多くのリピート依頼をいただいております。また、他の弁護士や保険会社の担当者様をご紹介してくださることもありました。
▷株式会社東海DCホームページ「お客様の声」

また、珍しい職業ということもあってか、CBCテレビさんの「ゴゴスマ」や「チャント」にも出演させていただく機会がございました。