激坂の先のビールが最高!青梅市のパワースポット・御岳山を走って登っていろいろ観光してみた

ランニングが趣味でも、毎日同じコースだと飽きる~!ポリマーブルーのみづき@いーたちポリマーです(笑)
今回は『旅ラン企画』第二弾!
夏休み中に、青梅市にある標高929mの山・御岳山に行ってきました♪
『旅ラン企画』第一弾はコチラ↓

JR御嶽駅 ⇒ 山の麓・滝本駅へ
立川駅から御嶽駅までは、JR青梅線に乗って1時間ほど。
御嶽駅に近づくにつれて車窓の景色はのどかな風景に変わっていきます。
こちらは御嶽駅のホームからのお写真↓

夏空と山の緑と青梅線が映えます!
到着した御嶽駅は、木造で趣きがある無人駅↓


Suica等交通系ICカードは利用可能なのでご安心ください。
なお、駅全体は古風な神社風の形をしています↓

御嶽駅はこの珍しいデザインから「関東の駅百選」に選ばれているそうです。
駅前すぐには多摩川を渡る「御岳橋」が見えますが、この橋を渡らずに左折すると、山の麓にある登山鉄道・滝本駅へ向かうためのバス停があります↓

ここから滝本駅までバスで向かうことができますが……、今回はスルー!(笑)
ここから走って、まずは滝本駅まで行きますよ~!
まずは「御岳橋」を渡り対岸方面へ。
朝日を浴びた多摩川がキラキラ輝いて眩しい~!↓


橋を渡った先の交差点を右折します↓

走っている途中で「生わさび丼」の看板を発見。

奥多摩エリアではわさびを栽培していて、観光名物にもなっています。
木陰になっている道をひたすら進むと、赤い大きな鳥居が見えてきました↓


鳥居をくぐると、坂が少しずつきつくなってきます。
途中で小川のせせらぎで視覚的に癒されつつ進みます↓


道路に滑り止めがついてきて、いよいよ坂が急になってきました……!
標識によると、坂道の勾配は「15%」とのこと↓

この時、気温は既に30℃に。
麓に着くまでに汗だくで500mlの飲み物が底を尽きそうです(笑)
坂を上っていくとバス停が見えてきました↓

JR御嶽駅から発車していたバスの最終到着地が、このバス停になります。
ということは、登山鉄道・滝本駅はもうすぐそこに!


つ、着いた~~~!
ちょうど赤いケーブルカーが滝本駅で待機しているみたいですね。
駅を回り込んでケーブルカーを見てみましょう↓

なかなかの勾配をパワフルに登っていくようでカッコいいです。
ですが、今回の『旅ラン』ではこのカッコいいケーブルカーも……スルーします!(笑)
ここから先はさらなる激坂が待ち受けているので、自販機で飲み物を購入しておきます↓

この先は山頂まで自販機はありませんので、ご注意ください。
滝本駅 ⇒ 御岳山駅へ
滝本駅の対面にある石の鳥居をくぐると、いよいよ山登り開始です↓

山登りといってもコンクリートで舗装されているので、足元が不安定ということはほぼありません。
ただ本当に勾配が急なので、滑りにくい靴がおススメです。
ポリマーブルーはトレイルランニング用の靴で挑みました↓

この道は青梅市の天然記念物にも指定されている参道とのこと。
立派な杉の木が両側にそびえ立っていて、木陰を作ってくれています↓

ここで注目したいのが、参道の杉の木に番号が書かれていること↓

この番号、山頂に向かうごとに数字が若くなっていくようです。
……ということは、杉の木をあと782本通り過ぎないと山頂に着かないってこと?
果てしない道のりですが、杉の木を頼りにすれば迷うことはなさそうです(笑)
気を取り直し先に進みますが、坂が急すぎて身体がスローモーションのよう……!
ただ日差しが少ないため、滝本駅周辺よりは涼しく感じます。
苔むした石垣や、人がくぐれそうな杉の根っこなどを横目に通り過ぎます↓


なんとか200本くらいの杉の木を通り過ぎて、「555」ゾロ目の杉の木です↓

参道を登り続け300番台に入ると、少し平らな場所に出ました↓


このあたりは「なかみせ」と呼ばれていて、昔は休憩するための茶店があったとのことです。
私は今も茶店があって欲しかったです(笑)
水分を補給しつつ、先に進みましょう。
この先にも「だいこくのお」や「あんまがえし」という看板がたっていて、それぞれ由来が書いてありました↓


看板を楽しみながら進んでいると、ついに二桁台に入りましたよ!↓

そしてついに……↓


「1」までたどり着きました、ゴーーーール!!
……と思ったら、まだ坂が続いていました(笑)

最後の気合が試されます。
坂を上りきると、ようやく平らな道に出ました。
両足のハムストリングスとお尻の筋肉が痛い……!
看板の表示に従って、とりあえずケーブルカーの駅に向かおうと思います↓

平らな道のありがたさを感じながら小さな赤い鳥居をくぐると、登山鉄道・御岳山駅に到着!
今度こそ、ゴーーーール!!↓

JR御嶽駅からここまでのコース・高低差はこんな感じ↓


JR御嶽駅からの距離は約5.9km、上がった高度は約700mでした。
駅の周辺は「御岳平」という広場になっていて、日陰のベンチで休憩している人もちらほら↓

売店があり、お土産や飲み物・かき氷などが購入できます。
広場からの景色はこんな感じで、天気がいいと埼玉スーパーアリーナまで見えるとのこと↓

ここまで登ってきた!という達成感を感じますね。
ところで広場に向かってくる間や広場内で、見慣れない言葉のノボリがたっていました↓

「レンゲショウマ」というのは、山地の湿り気のある林下に生える植物で、7月下旬~8月下旬が開花時期とのこと。
まさに今絶賛開花中!ということなので、見に行ってみました。
広場の周辺には複数の群生地があるようです↓

群生地に入ると、下草から飛び出るようにたくさんのレンゲショウマが!↓

8月中旬頃ではまだ蕾も多いですが、淡い紫色の花弁も下を向いて咲いています。
提灯のようで可愛らしいですね♪↓

ちなみに、山の麓の滝本駅ではレンゲショウマがプリントされたTシャツやタオルなど、グッズが多数販売されていました↓

「レンゲショウマ愛」が強い方は是非♪
武蔵御嶽神社へ参拝 ⇒ ご褒美ビール♪
レンゲショウマを写真に収めたら、御嶽神社へ向かってみます。
神社までの地図はこんな感じ↓

途中にビジターセンターがあったので立ち寄ることに。
お手洗いや自販機があったり、周辺エリアマップが置いてあったりと登山者にも心強い味方です。
最近は青梅市内でも熊の目撃情報が相次いでいますので、注意喚起の展示物も↓

熊の毛皮は触ってOKとのことなので、優しくワシャワシャ。

かなりしっかりと固い毛でした!
ビジターセンターを後にして道なりに進むと、レトロな商店街が。
お土産を買えたり、店内でお蕎麦を食べられたりするようです↓

商店街を過ぎると、御嶽神社の鳥居が見えてきました↓

鳥居の手前には手水がありますが、珍しい愛犬用の手水もあります↓

実は御嶽神社は神格化されたニホンオオカミを祀っているため、犬を連れて参拝OKなんだそう。
ここに来るまでのケーブルカーも、ルールを守れば犬を連れて乗車できます↓

坂の後の階段が苦行ですがもうひと踏ん張り。赤くて立派な拝殿に到着です!↓

ここまで無事に来れた御礼をお参り。
犬に優しい神社なだけあって、愛犬用のお守りもありましたよ↓

ところで、参拝に来るまでに気になるお店の看板があったんですよね↓


クラフトビールが私の帰りを待っている……!
ということで、登ってきたご褒美にビールを飲んで帰ることにしました。
気になったお店『気まぐれぼーや』の場所はこちら↓
住所は、青梅市御岳山50です。
メニューはこちら↓

扱っているクラフトビールは奥多摩のオシャレラベルのクラフトビール『VERTERE』。
夏の陽気に爽やかなビールを飲みたかったので『VERTERE』の「Tenera(テネラ)」900円と、小腹が空いたので「もうこれでいっか!セット」700円を注文しました。
このお店は『うつぼや荘』という旅館が、テラスで営業しているカフェのようです↓

解放感があってビールも美味しくなりそう♪
提供されたビールは、見るからにグラスまでキンキンに冷えてて美味しそう!

注ぐと『VERTERE』のロゴが見えて、よりオシャレに↓

それでは、いただきます!
ビールの苦味の中に爽やかな柑橘系の香りを感じます。
走ってきた疲れを癒してくれる、爽やかなフレーバー。
御岳山と夏空に、乾杯!↓

こちらは「もうこれでいっか!セット」700円↓

注文を迷わせないネーミングがいいですね(笑)
ご飯ものは「いなり」「塩むすび」「ちまき」から選べます。
汁物はこのあたりのご当地グルメ『御嶽汁』で、中にキノコやネギ、豚肉などの具材がたくさん入ってて嬉しい↓

飲んでみるとお味噌のうまみの中に甘みを感じる……。
どうやら青梅の酒蔵『澤乃井酒造』の酒粕が入っているようです。
寒い時期に食べると、身体が温まりそう。
小腹を満たしたら帰路へ。
お酒を飲んでしまったので、帰りはケーブルカーに乗車します↓


必死に汗水たらして登ってきた坂を、急降下で下っていく~!(笑)
帰ってきた滝本駅で、先ほど食べた『御嶽汁』のフリーズドライが売っていたので自分へのお土産として購入しました↓

自宅でもしばらく御岳山の余韻を楽しめそうです!