【開店】狙うは多摩地区初のミシュラン獲得!世界基準の料理人が集う温泉宿付き高級レストラン『オーベルジュときと(Auberge TOKITO)』を見てきた。4月6日オープン

2023年46、遂にオープンします『オーベルジュときと(Auberge TOKITO)』

本日4月3日にメディア向け内覧会が開催されまして、行ってきました。

施設の詳しい解説はこれから他のメディアさんがキッチリ書くんじゃないかと思いますので、

いーたちは、立川周辺の読者さんを対象に、『ときと』はどんなときと場合に使えるか?をメインテーマに据えてお伝えします!

目次

『オーベルジュときと』に入ってみた

やって参りました、『オーベルジュときと』↓

こちらの門は、無門庵の門をしっかりと直して使っています。

『オーベルジュときと』の場所はここ↓

JR南武線西国立駅を降りて徒歩2分のところにあります(JR立川駅からは1駅)。

地図だとこちら↓

住所は立川市錦町1-24-26です。

門をくぐりいざ中へ↓

いい感じに苔むしています。木はほぼ全部植え直したそう。

無門庵の頃からある立派なまつぴぃ@いーたち(真顔)↓

門を入って右手には無門庵の頃からあった茶房があります↓

茶房への道↓

ふと左に目をやると、

見慣れた作風の銅板「とき」が。聞いてみたところやはり赤川政由さん(立川在住の銅板作家)の作品だそうです。

「茶房」へ入ってみた

こちらは茶房の入口↓

中はしっかり改装され新しい「茶房」になってます↓

コの字型のハイカウンターの茶房。え?イスなの?と思ったんですが、ちゃんと奥に畳の部屋があるそうです。

こちらはお茶をするだけではなく、夜はバーとして利用できるようになる、とのことです(基本は宿泊客のみ)。

こちらはもともとあった茶室

小さな入口の「にじり口」もそのまま(ちゃんと入れます)。

いずれここでお茶を点てるそうです↓

奥へと移動してみますと、

入口側にあったコの字カウンターと、壁を挟む形でシンメトリックな席があります。こちらは。もちろん正座できますが、外国人向けに掘りごたつ形状になっています。

整然と並べられた茶器たち↓

こちらの茶器を含め『オーベルジュときと』の食器類は、総合プロデューサー・総料理長の石井義典が、この無門庵の土を混ぜたり、木の灰を釉薬に混ぜたりして作ったそうです。その数1,000超。

とにかくこの場所にある物を使う、という方針なんだそうです。

薄暗い茶房に差し込む光がまた良し↓

ここでは3種類のお茶と、お寿司や和洋菓子の「アフタヌーンティ(茶請箱)」6,600が提供されます。

お茶担当はこちら、

外国語に長けた、西国立『狭山園』の池谷さん。

いろんな茶葉が楽しめます↓

これから紹介する「食房」「宿房」と比べてトライしやすい価格帯なので、予約も多く入っているとのことです。

予約したい!という方は記事最後のリンクからどうぞ!

「食房」へ入ってみた

さて、お待たせ致しました。

オーベルジュの主役といえば、レストラン!ここでは「食房」と呼んでいます。

その「食房」へ、入ってみます!

食房へ入ってみると、茶房とはうって変わって広々とした造り。

立川飛行機時代のプロペラのオブジェ(本物)を見ながら、

カウンター席へと向かいます。

こちらがカウンター席↓

桧の一枚板です↓

一枚板好きのヒゲ@いーたちとしては頬ずりしたいところですが、自重して嗅ぐだけにしておきました。

カウンターの向こうのオープンキッチンには、世界基準で活躍する料理職人たちが並び、厳選した食材を目の前で調理します。

『オーベルジュときと』の料理人ですが、スゴいです。書くとスンゴく長くなるのでギュッと圧縮してお伝えすると、総料理長・石井義典はヨーロッパで2店舗しかないミシュラン星付き日本料理店のひとつ、ロンドンにある懐石料理店『UMU(ウム)』の総料理長を務めた方で、世界的な著名人を顧客として何人も抱えているという、そんな方です。

なのでこの『オーベルジュときと』にも、きっとその世界的な著名人がきます。

上の写真で解説してくださっているのは総支配人・料理長の大河原謙治。大河原氏は北海道洞爺湖サミットで各国首脳に料理をふるまい、その後料理長を務めた京都の懐石料理店『いと』はオープン後半年でミシュラン1つ星を獲得しています。

その他、イタリアのミシュラン3つ星レストラン『リストランテ・ダ・ヴィットリオ』で修行した料理長・日山浩輝のほか、副料理長らもそれぞれが調理長クラスの実力を持つ料理人、というスターチームが料理を担当。

伝統の懐石料理の縛りやルール、高級食材といった既存の概念から解き放たれた、新たな日本料理を提供するそうです。

新しい日本の料理がここから生まれる、そんな場所にする、とのこと。

カウンター席の料理は19時一斉スタートコースメニュー(14品前後)のみで、1人55,000円。アルコールペアリングは+19,800円〜別途サービス料が15%かかります(要予約)。

カウンター席は宿泊客が優先ですが、食事だけの利用もできます。お酒を飲む方なら、一人10万円あれば行けます!

行けます!といってもだいぶ覚悟のいるお値段ですが……(笑)

続いてこちら!

テーブル席です↓

こちらは美しいのひと言!高い窓から差し込む陽の光がたまりません。

『オーベルジュときと』の建築を担当した住友林業さんのワザがふんだんに活きた造りになっています。

ここに来たらなんとなく『無門庵』の頃のテーブル席を思い出しました。

壁のオブジェは、

ららぽーと立川立飛を建てる際に地中から出てきたプロペラに和紙を貼り付けて作ったオブジェ。立飛のクラフツマンシップがここに!

個室もあり↓

こちらは、
ランチ 12:00 or 13:00開始
ディナー 18:00 or 19:30開始

の2部制(要予約)。

料理はコースのみ(10品前後)1人27,500。アルコールは別で、サービス料15%が別途かかります。

このお値段でしたら、ちょっと特別な日の食事に使えそうです!

続いては離れ(宴会場)へ移動します↓

庭を眺めながら移動↓

こちらが離れ↓

こちら、無門庵の頃の建物を使っていて、しかしながら中は丸ごと改装しています。

見覚えありますか?

象形文字チックな「宴」のサイン↓

玄関に入ると、

すんごい広い!

ここだけで暮らせそうな広さです↓

それにしても木材が美しく、

床は1枚1枚かんなで削ったような凹凸が付いていて、歩くと気持ちがいいです。

こちらはヒミツの入口↓

著名人・政治家・財界人などスペシャルゲストの方は、裏の駐車場からコッソリ入ってくることができます。中央高速からのアクセスも悪くないので都心からサクッと来られますね。

こちらは芸妓さんの待合室↓

宴会場へと続く廊下↓

庭はこぢんまりとしていますが、日差しを受けた緑たちが美しいです↓

サッシ、すごいですよ↓

木材銅板を張って作ってあります。防音効果も高く、地元の方がきっと心配する電車の音などもほとんど聞こえません。

座席はこんな感じ↓

最大20名まで入れて、宴会コース1名約50,000円〜詳細は応相談とのことです。

しっかり稼いだ年の忘年会などにどうでしょうか、社長!

忘れてならないのが天井

とある博識なパイセンに「とくに和の建物は天井を見るべし」と教わりました。木材が美しくラウンドしています。

さて、お次はいよいよ「宿房」です。

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この記事を書いた人

起業コンサルタント。超ローカルな暮らしをどう楽しむか?これをテーマに日々実践し、配信しています。愛知県生まれ18歳で上京。ウェブマーケティングの鬼。趣味はココロの観察。コーヒーとワインと料理が好き。宗教はNG。撮影機材:α7RIII、ZV-E1、ZV-1II、RX100M7、XPERIA1V

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