ららぽーと立川立飛と国立北をむすぶ超チカ道・旧立川基地への引込線だった栄緑地(2019秋)【立川フォト】

「ららぽーと立川立飛」から国立駅へ。

自転車で行くととっても遠そうに感じますが、とある道を使うと25分ほどで到着します。

しかも景色を楽しみながら!

いーたち編集部は事務所が国立駅前にあるので、ららぽーと立川立飛への行き来にはこの道を使います。

こちら↓栄緑地です。

栄緑地(西町緑地ふくむ)は、もともと立川駅と旧立川基地をむすぶ引き込み線でした。

立川基地が米軍に接収されて以降もジェット燃料ほか資材運搬に使われていました。

1972年に米軍基地が返還されてからは線路は不要となり廃線に。

そして1980年、花と緑あふれる遊歩道に生まれ変わっています。

それでは、栄町・芋窪街道に接するところからスタートして、
国立北まで進んでいきたいと思います。

栄緑地には高木、低木、草花がたくさん。

酸素、濃いです。

栄緑地は歩行者優先。自転車で通行する場合はスピードを出さずにゆっくり走ります。

南部公園のちかく、南部はるかぜ通りとの交差点。かつては踏切だったのでしょうか。

赤ちゃんの銅像。立川市内ではよく見かけます。

どんどん進みます。

始点・終点への距離を書いた標識。

栄緑地のところどころにある藤棚や東屋。

立川通りとの交差点。ここを線路が通っていたとは、新しく立川に住み始めた人からは想像できないんじゃないでしょうか。

立川通りを越えると、左右には畑が広がり始めます。

キンモクセイの巨木がずらり。

サンゴジュもちらほら。

中間地点まで来ました。

ケヤキの巨木です。

これだけ植物が生い茂っているので、初夏〜夏にかけては自転車で走ると高い確率で目や口に虫が入ります(サングラス装備を推奨)。

南砂小と陸上自衛隊東立川駐屯地の間の道との交差点。左側の古い家屋は、引き込み線が走っていた頃からあるんじゃないでしょうか。

緑はさらに深まります。樹木がしっかり手入れされているのが分かります。

こちらは東屋。ところどころにあるので、散歩するときも休憩場所に困ることはありません。

「栄緑地」の終点まで来ました。

ここからは国分寺市西町なので名前が「西町緑地」に変わります。

向こうには国立市北の大きなマンションが見えてます。

深い緑を抜けて。

この辺りはかなり住宅と近いところを走っています。

そして、見えてきたのは右半分が錆びたアーチ。

錆びた部分をよく見てみると、線路のレールでつくられていることが分かります。

反対側から↓
栄緑地、西町緑地が廃線路であることが分かる、ごく少ない痕跡です。

西町緑地ももうすぐ終点。この辺りから国立北になります。

最後は北第一公園に到着。

終点にも東屋が。

引き込み線だった頃はここから南西に折れて、パチンコ屋の駐車場あたりを通って中央線に合流していたそうです。

国立方面からららぽーと立川立飛方面へ自転車で行く方は、一度通ってみてはいかがでしょうか。

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