コレは食事じゃない……物語だ!半年間ベールに包まれたままな西国立『オーベルジュときと』の食房へ自腹で行ってみた

2023年4月にオープンしたレストラン付き高級温泉宿『オーベルジュときと』。
半年前のオープン時には記事にしました↓

JR南武線の西国立駅すぐというマニアックな場所にあって「オーベルジュ」という耳慣れない業態、そして高そうというイメージのため、食べに行ってきた!という方はなかなか少ないんじゃないでしょうか?
そもそも食事だけで利用できるって知らない方も多いのでは!?
1泊30万円オーバーの温泉宿の方ばかりが話題を持っていってましたから……。
そんな状況を放っておくのは地域メディアとしてよろしくないな、と思いまして、
行ってきました!
自腹で……!
というわけで、いつも通り自転車で出撃↓

『オーベルジュときと』に自転車でくる人は初だろうムフフ……、と予測していたのですが、なんと先に1名いたそうです、くやし〜〜〜!
帰りはもちろん自転車を押して帰ります。
こちらが入口↓

無門庵感、残ってますね!
ムーディーなお庭を通って、

「食房」へと向かいます↓

食房に到着↓

今回利用したのはテーブル席で、料理は「テーブル席おまかせコース」31,625円(税サ込)になります。
この時点でビビりますよね……。ひとり3万円超え!?ってなると思います。
でも食べてみないと分からないじゃないですか。
ちなみにカウンター席の方は63,250円(税サ込)となっています。
こちら本日のお品書き↓

蝋で封がされています↓

開いてみると、

書かれているのは大まかな括りと食材名のみ。
なんとなく想像できるものもあれば、サッパリ想像つかないものも並んでいます。
お酒については別料金での注文となります↓

料理とペアリングする場合は、「ペアリングスタンダード」18,975円と「ペアリングライト」11,385円が選べます。
今回は1名が「ペアリングライト」、お酒の好みにうるさい1名(まつぴぃ@いーたち)が個別に注文という形にしました。
というわけで、まずはシャンパンから↓

暗めの空間にロゼ色が映えます↓

泡にたどり着いてまつぴぃ@いーたちもゴキゲン↓

日本酒もいろいろあり↓

ワインリストも日本ワインのラインナップが厚くてビックリ。
もちろん海外のワインもあります↓

価格帯は想像していたよりやさしかったです(ボトル2本で2〜3万くらい)。
そして1品目が運ばれてきました↓

ここで副料理長の上野さんから料理の解説があります↓

分かりやすく、軽妙でフレンドリーなその語り口に思わず聞き入ってしまいます。

料理について何がどうでというところはネタバレになるので伏せますが、見た目はもちろんのこと香り、塩味、甘味、酸味、旨味、食感ぜんぶが楽しめます。
これ1品にトンデモない情報量が詰まってる、と感じました。
とくに旨味はすごい。これはぜひシャンパンと合わせたいところ。
続いて椀もの↓

ここでもストーリーテラー上野さんが解説↓

ここまできて気づきました。
これは食事をしているのではない!
食にまつわる物語を体験しているのだ!と。
物語に入りきっているまつぴぃ@いーたち↓

温度によってどんどん変わるその味わいを堪能しました↓

ちょっとここで立飛ビール(ピルスナー)を注文↓

ペアリングの方ではこちらの、

ドン・ペリニヨンの醸造長がつくる日本酒「IWA5(4年目)」。
後で「IWA5(5年目)」も味見させてもらいました。
続いて3品目↓

高級魚アコウと車海老に羅臼昆布のジュレが組み合わされています。
こちら、ガラスのプレートに盛り付けられていたのですが、文字どおり舐めるレベルで一滴残さず綺麗にいただきました。
さて、ここでご飯物の登場↓

このタイミングでご飯とは!
この場で手際よくよそってもらいます↓

どうぞメチャメチャに混ぜてとの言葉をいただきまして、
その通りにして、いただきます!

高級食材を気楽に、というのがいいですねぇ。
ここでときと総支配人・料理長の大河原さんが登場↓

お会いするのは半年前の取材のとき依頼です。
普段はカウンター席メインだと思うのですが、テーブル席に来てくれました。
つづいて4本目↓

鮪節に、
トマト!

この木の器もおそらく無門庵の頃に生えていた木を使ってつくったものと思われます。
レアな鮪節をブワッとまぶしていただきます↓

この一見シンプルな料理にも物語が詰まっていますので、ぜひナマで聞いてみてください。
さて私たちのテーブルはみんなが質問しまくりなので、

回答のタイミングがぶつかり合って、
ソムリエ堀内さんと副料理長上野さんがトークバトルを繰り広げます。
この気さくな雰囲気もまたヨシ。
つづいてこちら↓

キンキに生ハムがのっていて、左はコロッケです。これはもうほぼ洋食。
ここでイタリア帰りの料理長・日山さんが登場↓

以前は『ソラノホテル ルーフトップバー』にいた方です。
続いてこちらガスパチョ↓

パッと見、ミニトマトとアイスクリームに見えるのですが、

ガスパチョです。
けっこうお腹が満たされつつあったのですが、酸味でリセット!
お次は、

鴨にネギ、そして国産松茸!
目の前で鴨鍋にしてもらって、

いただきます!

このメニューのときのペアリングワインがこちら↓

フランスはシャサーニュ・モンラッシェの赤。白ワインが有名なシャサーニュの赤!
ニクいところ持ってきます……。
と、ここで総合プロデュースを務める石井さんが合掌ポーズで登場↓

石井さんもカウンター席がメインだと思うのですが、こっそりと。
こっそりと、と言いつつ各テーブル巡ってしっかりと料理について語っていました。料理を語るとき、少し声が低くなるのがステキ!
さて料理は〆です。
なんとこちら↓

『オーベルジュときと』でまさかのつけ麺!
先ほどの鴨鍋の出汁を使っているのですが、鶏油を足してあえてB級グルメ感を出してます。

格式にとらわれずここまでやるとは……。

海外の方の反応を見てみたいところです。
こちらはデザート↓

テイクアウトできないデザートこそがデザートである、とどこか都心のフレンチのお店で教えてもらった覚えがあります。
そして、これで終了とおもいきや「べつばら」のこちらが登場↓

一口焼き菓子やチョコレートなどと、
コーヒー(浅煎り・深煎りが選べる)↓

もうお腹いっぱいで爆ぜそう……。
最後は石井さんとアレコレ話しつつ(よく喋る)、

記念撮影をして食房を後にしました↓

食後の腹ごなしに、

ゆっくりと歩く庭園がまた美しい。
奥にそびえ立つ2棟の巨大マンションに目が行くことはなく、

「ときと」という物語を全身で体験しました。

なかなか近づき難いイメージの『オーベルジュときと』。
今回の記事で少し身近に感じられるようになったでしょうか。
ひとり3万円オーバーとなるとちょっと勇気がいるかと思いますが、
これだけの体験が立川で、しかも西国立でできるというのはスゴイことだなぁ、とヒゲは感じています。
一度行ってみてください。
食事も事前予約制となっています。