子どもの歯並びの矯正はいつから始めるのがいいですか?【歯医者さんに質問】

日々の暮らしの中で、ふと疑問に思ったこと、分からないことを、立川周辺の身近な専門家に質問してみるコーナー、【プロに質問】です。
チョッとしたスキマ時間に読めて、日々の暮らしに役立つ、そんなコーナーを目指してます。
そして今回は【歯医者さんに質問】。
前回と同じく、虫歯について国立駅南口すぐ『洋一歯科医院』のよういち先生に質問してみました。
よういち先生↓
というわけでさっそく質問です。
目次
【質問】子どもの歯並びの矯正はいつから始めるのがいいですか?

これはよくある質問です。このことについては考え方が2パターンあります。

2パターンあるんですか?どんなでしょうか?

1つ目のパターンは「成長を期待して」「様子を見ましょう」というパターンです。
乳歯が永久歯に全部生え変わる小学6年生から中学校1年生くらいまで放置し、その後歯並びが悪いことを確認してから、永久歯を何歯か抜歯して治します。
不正咬合になった結果を重視して、永久歯を抜いて隙間を作って何とかしましょう、という矯正治療です。
乳歯が永久歯に全部生え変わる小学6年生から中学校1年生くらいまで放置し、その後歯並びが悪いことを確認してから、永久歯を何歯か抜歯して治します。
不正咬合になった結果を重視して、永久歯を抜いて隙間を作って何とかしましょう、という矯正治療です。

抜いて解決ということですか。ある意味分かりやすいですね!
もう1つのパターンは?
もう1つのパターンは?

もう1つのパターンは、できるだけ低年齢から始めるというものです。
歯並びが悪くなる原因に着目して、小さい頃から歯並びが悪くなる癖を治したり、「成長を利用して」積極的に成長を促す装置を使って、歯が綺麗に並ぶように骨格を治していきます。
主に取り外せる装置を使って原因を取り除き、顎骨を成長させていくというものです。
本来あるべき姿に戻していくという考えに基づく矯正治療になります。
歯並びが悪くなる原因に着目して、小さい頃から歯並びが悪くなる癖を治したり、「成長を利用して」積極的に成長を促す装置を使って、歯が綺麗に並ぶように骨格を治していきます。
主に取り外せる装置を使って原因を取り除き、顎骨を成長させていくというものです。
本来あるべき姿に戻していくという考えに基づく矯正治療になります。

なるほど。
よういち先生は小さい頃からの矯正治療を勧めているということで後者ですよね?
よういち先生は小さい頃からの矯正治療を勧めているということで後者ですよね?

後者になります。
2才や3才のお子さんに「この装置入れてね」と言ってもなかなか難しいと思いますので、どんなに早くても4歳くらいからです。
洋一歯科医院では、小学1〜2年生くらいからスタートする場合が多いですね。
前歯の永久歯が生えてきた頃にズレがあると、ご家族の方も気になってくるので、そろそろ始めましょうか、となることが多いです。
2才や3才のお子さんに「この装置入れてね」と言ってもなかなか難しいと思いますので、どんなに早くても4歳くらいからです。
洋一歯科医院では、小学1〜2年生くらいからスタートする場合が多いですね。
前歯の永久歯が生えてきた頃にズレがあると、ご家族の方も気になってくるので、そろそろ始めましょうか、となることが多いです。

また、このくらいの年齢だと少し複雑な装置でも、ちゃんと入れられるようになるので。
上下の前歯の永久歯、六歳臼歯が生えてきた後はしばらく生え変わりがないので、その間に装置を入れて、あごや骨格を広げていきます。
そうすると口の中が「広い部屋」になってくるので、大きな永久歯が生え替わってきても、歯が綺麗に並んできますね。
上下の前歯の永久歯、六歳臼歯が生えてきた後はしばらく生え変わりがないので、その間に装置を入れて、あごや骨格を広げていきます。
そうすると口の中が「広い部屋」になってくるので、大きな永久歯が生え替わってきても、歯が綺麗に並んできますね。

理想的ですね!

はい。これが第1期矯正治療というのですが、中には第1期矯正治療より前に対処しておきたいというお子さんもいます。
まだ永久歯が生えていない乳歯の段階で、イーッとした時に下の歯が全く見えないとか、受け口になっているお子さんなどです。
そういう場合は、4〜5歳くらいから、マウスピースのような装置を使って矯正します。ラグビーの選手がしているようなものを寝る時に入れてもらいます。そうすると口呼吸が改善されて鼻呼吸になり、顎の成長が良い方向に促されて、良いかみ合わせになっていくんです。
まだ永久歯が生えていない乳歯の段階で、イーッとした時に下の歯が全く見えないとか、受け口になっているお子さんなどです。
そういう場合は、4〜5歳くらいから、マウスピースのような装置を使って矯正します。ラグビーの選手がしているようなものを寝る時に入れてもらいます。そうすると口呼吸が改善されて鼻呼吸になり、顎の成長が良い方向に促されて、良いかみ合わせになっていくんです。

まずはかみ合わせを治しておくということですね。

そうです。
それと、かみ合わせとは別の話になりますが、乳歯の段階で綺麗な歯並びの子は実は心配です!
それと、かみ合わせとは別の話になりますが、乳歯の段階で綺麗な歯並びの子は実は心配です!

え!?そうなんですか?

はい。乳歯の時はすきっ歯の方がいいんです。乳歯が抜けた後には、それより大きい永久歯がはえてくるわけですからね。
乳歯の時はイーッってしたとき、上の前歯と下の前歯と両方見えて、歯と歯の間に隙間があるっていうのが一番いいです!
乳歯の時はイーッってしたとき、上の前歯と下の前歯と両方見えて、歯と歯の間に隙間があるっていうのが一番いいです!

なるほど。
そうじゃない場合は、なるべく早い段階で矯正をスタートした方がよい、ということですね。
そうじゃない場合は、なるべく早い段階で矯正をスタートした方がよい、ということですね。

『洋一歯科医院』はこんな歯医者さん
国立駅南口徒歩1分の『洋一歯科医院』。
『餃子の王将』の2Fにあります。
初診からさまざまな検査や写真撮影を行って、治療プログラム・予防プログラムを組み立てます。お口の中のリスク管理を徹底し、『予防』に力を入れている歯科医院です。
しっかり予防の歯医者さんです↓
洋一歯科医院
●ジャンル
歯科医院
●診療時間
9:00~13:00
14:30~18:00
※最終受付は30分前まで
※初診は1時間前まで
※現在、緊急事態宣言を受け中止し、ご予約は承っていません
●休診日
日・祝・月
●電話番号
042-580-4180
※お問い合わせの際は「いいね!立川」を見たとぜひぜひお伝えください!!
●所在地
東京都国立市中1-8-6 アイエスビル2F
●関連リンク
公式ホームページ
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